解決事例
契約義務違反(古民家ゆえの修繕・保持)を理由とした建物明渡請求をした事案
【概要】契約義務違反を理由とした建物明渡請求事案(大家側) ~「古民家」ゆえの修繕・保持義務を賃借人に課していた特殊性~ 賃貸人は、都心郊外の歴史ある古民家を、商業利用目的で賃貸していた。古民家はその建物の性質上、常に細やかなメンテンナンスを欠かすことができないものであることから、契約にあたっては、契約期間中そ... 続きはこちら≫
競売で落札した建物について、適正な承諾料で賃借権を譲り受けた事案
【概要】競売に伴う土地賃借権譲受許可申立事案(賃借人側) 借地上の建物を競売で落札した依頼者が、土地賃借権の譲り受けに関して土地賃貸人に承諾を求めたところ、高額な承諾料を要求されたために、土地賃借権の譲受け許可を裁判所に申し立てた事案。 【解決】 賃借権と承諾料の適正評価額を資格者に算定してもらい、賃貸人... 続きはこちら≫
老朽化した建物について、立退料の支払いなく明け渡してもらうことに成功した事案
【事案概要】老朽化した建物の明渡事案(オーナー側) 築50年以上経過した物件を店舗として賃貸していたが、今後安全に利用させることが困難と判断して明渡を求めた事案。 【解決】 通常、店舗の明渡においては1年~数年の営業利益を明渡料として支払うことが多いが、このケースでは資格者に耐震性等に相当な問題があるとの... 続きはこちら≫
転貸・民泊としての利用が発覚し、物件の建物明渡に成功した事案
【事案概要】用法違反による建物明渡請求事件(オーナー側) 法人の営業所として貸し出した物件が実際には転貸が繰り返された上に民泊として利用されていたため、用法違反により契約を解除して明渡を求めた事案。 【解決】 元々転借人が複数いることが分かっていたが、占有移転禁止の仮処分をした際に更に転貸借されていること... 続きはこちら≫
賃料滞納が数カ月に及び、裁判により明け渡しをさせることに成功した事案
未払賃料請求及び建物明渡請求事件(オーナー側) 個人名義の契約だがホストクラブの寮として使用されていた物件で、賃料滞納が数ヶ月に及んだため明渡を求めた事案。 【 解決】 名義上の借主である人物が既に店を辞めて連絡がつかない状況であったため、占有者を確定する法的手続きを取った上で関係者全員を被告として明渡の... 続きはこちら≫
飲食店テナントとの保証金トラブルで、希望通りの原状回復費を回収できた事案
【事案概要】保証金返還請求事件(オーナー側) ビルのオーナーからの依頼である。 飲食店を営んでいたテナントが当初の合意以上の内装の大幅な変更や認めていなかった位置への看板の設置などをしており、撤退後に判明した原状回復費用が保証金の半分程度に至った事案である。相手方は保証金の全額に近い金額の返還請求をしてきたため、弁護士... 続きはこちら≫
所有者に建物収去土地明渡を求め、相手方請求の半分の金額で示談が成立した事案
【事案概要】建物収去土地明渡請求事件(オーナー側) 依頼者が購入した土地上のプレハブ小屋の撤去、つまり、依頼者が土地上の建物所有者である相手方に対して建物収去土地明渡を求めた事案である。 当該小屋には相手方を所有者とする登記もされていた。小屋を撤去しないと建物の建造も土地の売却もままならず、有効利用ができない。... 続きはこちら≫
建物明渡訴訟の強制執行を申立て、短期間での立ち退きを実現させた事案
【事案概要】建物明渡請求事件(オーナー側) 依頼者は、10数年前に旧来の知人から店を開きたいので依頼者所有建物を貸してほしいと頼まれ、所有建物の一角を貸渡した。 なお、依頼者の昔からの知人という信頼感があったため、明確な賃貸借契約書を作成せず、賃料金額などは口頭で定めたのみであった。 しかし賃貸開始後数年... 続きはこちら≫
借主の違反で敷金を上回る原状回復費用が発生したが、希望額を回収することができた事例
【事案概要】原状回復費請求事件(オーナー側) マンションオーナーからの原状回復費用回収の依頼である。相手方はマンション退去済みの借主である。 弁護士依頼に至った理由としては、敷金を上回る原状回復費用が発生しており、また、その原因が借主の約定違反の使用態様(ペット不可の物件でありながら室内でペット飼育)にあ... 続きはこちら≫